將棋世界 1946-06 再刊第一號

yahoo オークションなどでは、将棋世界の古いものは、一冊数千円で出品されている。

興味があるのは詰将棋が載っているページだけなので、そこだけの紹介。

将棋世界194606-00

将棋世界194606-29
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ジュティム の紹介 (続)

目のいい人は、 KI2 タブがあることに気がついただろう。ファイルを読み込んだ後に開いてみれば、

jt041.png

のようになっていて、番号の欄で、見たいと思った所をクリックすれば、

jt05.png

柿木将棋が起動し、盤面も表示されるのだった。クリップボード経由なので、ファイル作成の手間はない。

柿木将棋は最新版のバージョン 9 を想定しているが、違う場合には、 jetaime.exe と同じフォルダ内の jetaime.ini の次の一行を修正することになる。

[KI2]
exe=C:\Program Files (x86)\Kakinoki\KShogi9\KShogi9.exe

ブラウザから柿木将棋を起動する方法もあるらしいのだが、最近はセキュリティの関係で面倒。また、ブラウザ上で詰手順を逐次進めて鑑賞する方法はあるのだが、日頃馴染んでいる柿木将棋でするのがいいだろう、実装するのが面倒なのが、本音だ。

さて、通常の使い方は、これだけなのだが、 ジュティムの「弐号機」には以下の機能もある。window の右側を大きくすると、、

jt06.png

「KI2変換詳細」のボタンがあり、それをクリックすると、、
jt07.png

読み込んだファイル内の詰将棋を一挙に、 KI2 タイプの柿木将棋ファイルとすることが出来るのだった。


ジュティム の紹介

Suiho は、詰将棋図面印刷用の Program だった。画面で印刷イメージのプレビューできるので、最近は印刷はしないで画面で見るのが普通になってしまった。印刷イメージなので、A4判縦長の場合などは、倍率やスクロールバーで位置決めやページ指定などなど目的の図面になかなかたどり着けない。
そこで、画面表示が簡便にできるProgram を作るということになりそうなのだが、発想を変えて、いつも使っている html ブラウザ で表示できるようにすれば良いと考えたのだった。

ジュティムを起動して、ファイルを読み込めば、いつも使用しているブラウザに詰将棋の図面が表示される。jt01.png

ブラウザは、SVG や CSS の新しいものに対応している chrome や edge などでないと、表示がおかしくなるかもしれない。

スクロールしていって、手順が見たい時には、番号をクリックする。

jt02.png

元に戻りたいときは、図面一覧へ をクリックすればよい。

jt03.png

Suiho に関しては、suiho マニュアル を参照されたい。

ブラウザでの図面表示を見たいときは、hirotsumeshogi さんの 詰将棋の欠片 の 塚田賞作品の魅力 より解説文を転載した、ジュティム見本 をどーぞ。





門脇さんの TBASE のソースコード (続)

門脇さんの TBASE のソースコードについて、A川さんから、連絡があり、I田さんがお持ちになっていて送ってくださっています。とのことで転送してもらいました。

TBASE のProgram の刷新なんかは考えてなく

 同一作高速検索,配置駒位置検索,81格比較検索,平行移動作検索,シルエット検索

のアルゴリズムを解析して、柿木ファイル、または Suiho ファイルでの実装が出来ればいいかなーと思っています。うまくいけばいいのですが。 

こちらのソースは、行番号もなくスッキリした感じです。

' File Name = "WRUIJI7.BAS"
'******************************************
'*
'*   同一作品を検索する試験プログラム
'*
'*
'*                     門脇芳雄 作
'*
'******************************************
' *ZUMEN_KAKU~*問題表示 両方使われている要check
#include "WINDOWS.BI"
#include "FILE.BI"
'CHDIR,CRDIR,DCLOSE,DOPEN,DRIVE,EBUF,FINF$,GETFIN,MKDIR,RMDIR,SETFILE,SETDIR

'-------------
*INITIALIZE
'-------------
on ERROR goto *ERROR_SHORI
def fnX(X)=355-32*X: def fnY(Y)=35*Y
def fnU(X)=(386-X/FX)\32:def fnV(Y)=Y/FY\35
def fnS$(I)=mid$(str$(I),2)
def fnT$(A$)=X$(val(left$(A$,1)))+Y$(val(mid$(A$,2,1)))+mid$(A$,3)
def fnJ=NS*20+JJ
def fnI=val(mid$(CODE1$+CODE2$,C1,4))
def fnN$=mid$(CODE1$+CODE2$,C2,len(検索式$)-3)
def fnK=val(mid$(CODE1$+CODE2$,C3,L3))


門脇さんの TBASE のソースコード

1995年頃、門脇さんから頂いた、T-BASE 関係のフロッピーの中に、ソースコードが含まれていた。

PC9801 シリーズのフォーマットされているので、読み込むハードが揃うのに時間がかかったが、ようやく中身を読むことができるようになった。前にA川さんに伺ったら、ソースコードは継承していないとのことだったので、もしかして、ほかには残っていないのかな。

最終版ではないものの、検索方法を同じアルゴリズムで実装するヒントには、なりそうだ。シルエット検索などは、ざっと見て、なさそうだ。

0 ' File Name = "RUIJI3.BAS"
20 '******************************************
30 '*
40 '*   同一作品を検索する試験プログラム
50 '*
60 '*
70 '*                     門脇芳雄 作
80 '*
90 '******************************************
100 REM $FILE 3,330
110 'main
120  GOSUB *INITIALIZE
130  GOSUB *KENSAKU.FILE
140  GOSUB *BAN.KAKU
150  GOSUB *SHOUKAIZU.INPUT
160  GOSUB *KENSAKU
170  GOSUB *COMMENT.2
180    IF INSTR("Nn",P$)>0 OR SS=0 THEN 220
190  SCREEN 3,0,0,1
200  GOSUB *KENSAKUZU.HYOUJI
210  GOSUB *BAN.KAKU
220  GOSUB *COMMENT.3
230  GOSUB *COMMENT.KESU
240    IF INSTR("12",P$)>0 THEN AGAIN=1 ELSE AGAIN=2
250    IF P$="1" THEN 160
260    IF P$="2" THEN GOSUB *MOUSE.HENSHUU : GOSUB *MAKE.CODE : GOTO 160
270    IF P$="3" THEN GOSUB *BANMEN.KESU   : GOTO 150
280    IF P$="4" THEN *SHUURYOU

今回の目次の問題点

そもそも、目次をつくろうとしたきっかけは、やはり 詰将棋バラダイスのデータのチェックと修正な訳だった。一人でやるにしても、手分けしてやるにしても、進行状態の把握などに使えるリストを作る必要がある。1冊のボリュームはかなりあるので、分割して行うには目次を使用するのが適当だろう。そこで、、、

まず、本誌の目次をコピーして使うことを考えたが、使いにくい事があった、結果発表欄にあらわれる記事名が、出題号の目次に無いのがあることだ。「持駒のある風景」で出題されるものなどが、そうだ。また、結果発表欄には、ヤング・デ・詰将棋は、無かったり、「フェアリーランド」があったりなかったり「神無一族の氾濫」はあったりとか。

コピーして使うことは、諦めて入力していったのだが、懸賞と解付の区別が分らないのも問題だった。で category を次のように決めて入力することにした。

1: 懸賞
2: 解付 
3: フェアリー
5: 連載
8: 記事
11: 結果発表
13: フェアリー結果発表

困ったのが、ヤング・デ・詰将棋のように、懸賞と解付が一緒になっているものだった。レコードを2つ作り、それぞれのcategoryを 1, 2 とするか、新たにカテゴリー番号を作るかということだったが、今回は categoryを 1 にして、放置してしまった。「おもちゃ箱だより」などや「フェアリーランド」また「将棋パズル雑談」も同じ構造をしている場合があるが同様に放置してしまった。

詰将棋の懸賞・解付は拾いあげる事がいいのだが、連載・記事の中の懸賞・新題や紹介の有無の調査をして、category 分けするには手が回らなかった。

「読者サロン」内には、category分けして抽出したい項目もあるが、パス。

総目次での、記事のまとめ方には、もう一工夫があってもいい様だ。

等々、いろいろ問題点はあるのだった。

目次作成の方法

詰将棋パラダイスの目次・総目次のデータは以下に示す通り、単純なもの。

通巻 年月 page cat 記事 出題月
706  2015-01 1 0 1 表紙詰将棋
706  2015-01 2 2 2 キッズルーム
706  2015-01 3 4 1 保育園
706  2015-01 4 5 1 幼稚園
706  2015-01 5 6 1 ヤング・デ・詰将棋
706  2015-01 6 12 1 小学校
706  2015-01 7 13 1 中学校
706  2015-01 8 14 1 高等学校
706  2015-01 9 15 1 短期大学
706  2015-01 10 16 1 大学
706  2015-01 11 17 1 大学院
706  2015-01 12 101 1 詰将棋デパート
706  2015-01 13 18 1 短期段位認定特別懸賞
706  2015-01 14 102 1 新春詰将棋
706  2015-01 15 23 1 持駒のある風景250回特別懸賞
706  2015-01 16 38 2 5手詰の冬
706  2015-01 17 94 3 フェアリーランド
706  2015-01 18 22 5 持駒のある風景
706  2015-01 19 24 5 詰将棋の散歩道
706  2015-01 20 26 5 おもちゃ箱だより
706  2015-01 21 28 5 名局ライブラリー
706  2015-01 22 34 5 推理将棋
706  2015-01 23 30 5 「詰将棋づくし自作の部第五番」打診中合第一号局かもしれないことについて
706  2015-01 24 21 8 全詰連の頁
706  2015-01 25 20 8 新春のお慶び
706  2015-01 26 46 8 読者サロン
706  2015-01 27 48 8 会合案内
706  2015-01 28 100 8 編集室
706  2015-01 29 50 11 保育園  2014-10
706  2015-01 30 53 11 幼稚園  2014-10
706  2015-01 31 7 11 ヤング・デ・詰将棋  2014-10
706  2015-01 32 56 11 小学校  2014-10
706  2015-01 33 59 11 中学校  2014-10
706  2015-01 34 63 11 高等学校
 2014-10
706  2015-01 35 67 11 短期大学  2014-10
706  2015-01 36 71 11 大学  2014-10
706  2015-01 37 76 11 大学院  2014-10
706  2015-01 38 89 11 詰将棋デパート  2014-10
706  2015-01 39 80 11 D級順位戦  2014-10
706  2015-01 40 83 11 詰四会作品展  2014-10
706  2015-01 41 86 11 九州G作品展  2014-10
706  2015-01 42 93 11 表紙詰将棋  2014-11
706  2015-01 43 96 13 フェアリーランド  2014-10

詰将棋パラダイスに掲載されているものと、そっくりだ。エクセルで作っている、3/4程度の記事名はコピペで作成できるので、そんなに時間はかからない。

ParaTOC01.png

以下、自作 program 上で、貼り付けてから、 Trans , TOC の順で、 目次の TeX のソースができあがるので、これを、セーブし、コンパイルすれば、目次の出来上がり。
ParaTOC02.png
総目次を作るには、エクセルを駆使して、総目次の順番となる記事名リストを作り
SortArticle, grToc 順で、 総目次の TeX のソースができあがる。

最近のTeX は自動的に、しおりもつけてくれる。便利な世の中だ。

詰とうほく 2021-02-27

今回の、詰とうほくは去年の101回のメンバーから、S原さん、A川さんの出面はありませんでした。

年賀詰鑑賞会をしているうちに、日頃解かない詰将棋を大量に見たので、頭がぼーっとしてしまいました。まあ、ここ最近はそんな状態なのと、メモを取っていた訳ではないので、話した内容の詳細は霧のかなたに去ってしまいました。

詰将棋界の、ダークマター、ダークエナジー、ダークスターのことなどの一端をうかがったような気もしますが、、、

コロナワクチンの接種の為、日頃使っている会場は使えないので、5月の会合は無しと、 I 島さんから報告がありました。

 I 島さんが、急な仕事で抜けられたあと、集近閉の三密にはならない人員となったので、いつもの所で2次会を行いました。

会費と2次会の残金を預かっていますので、次回お渡しします。