データをチェックしないと楽

一寸前は、資料があったので、自分でチェックしながら校正資料を作ったりしていた。だが、自分が資料を持っていないデータはチェックできないので気が楽だ。

眠かけしながら4~5時間かけ、年、月の区切りを適切にいれると、18,515のデータの見栄えが整った。25年ほどの昔は、レーザープリンタに打ち出すしかなかったが、今じゃあっというまに PDF 。

A4 判で 701ページのブツが出来上がる。まあ、図面。手順の分離タイプ目次索引付なんですがね。

図面はこんな具合で、無駄な座標無しでスッキリ。日付が2種類あるのは、元データにあるので表示した。たまに一致していなかったり、データが欠落していることもある。
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手順は、手数ガイド付きで便利
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索引は、見出しが見やすくなった。

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(仮) 今昔詰将棋 は好評。

今回の詰とうほくには、「今昔詰将棋」のパイロット版をお披露目したが好評だったのでほっと一息。いろいろ、いじってもらって、その結果を参考にし、フォーマットを改善し、内容の拡充に進むという目論見だが、どうなるかなー。
校正資料も持っていったが、自分でもあっという間に10か所も、オカシイ所が見つけてしまっている。かなり量があるので、数百か所位オカシイ所があっても不思議はないか。
最近出版された、2冊の本の盤面作成ソフトは、冬眠蛙さんのサイトにある、波崎さんのソフトをであることが判明。盤面のサイズが小さいと目立たないが、大きいと一寸ドットの粗さが目立つようだ。画面は大体、72dpi で印刷は 600dpi など だから、1桁違うので、画面でみて OK でも印刷すると残念なことになるのが多いようだ。その点、 Suiho や For you などは、Metafile ベースなので、dpi を考慮しなくてもいいのは楽なことだった。
あと、佐藤さんのT-Base ファイル、ファイル数は 265、図数は約500,000図、 TMK ファイルに変換するという段取りになったので、急遽変換プログラムをでっちあげ、変換した。Unicode 絡みでなかったら、あっというまに作れるものが、その調整に手間どったが、これで、T-Base 関係の昔作ったプログラムも Unicode 化が簡単になるような気がしたことだった。 


今日も本を買った

天気がいいので、リハビリの為に自転車で遠出。まだ坂はきついが、大分回復してきたか。

目当ての古本屋にも、抑えのBook Off にも詰将棋の本は無し。まあ、入荷したら売れてしまうのだから無いのだろう。空戻りも業腹なのでつい「奉仕品」の中から元値の高そうな本を5冊 500円で購入。定価の合計は 9000円位か。また増えてしまった。

今週末の会合が終わったら、ゆっくりと本を読む生活になるようにしよう。夜も長くなってきたし。

興味は、高校や大学の時に読んだジャンルに回帰してゆくのは年を取ったせいか。

そのころ読んだのが、「聊斎志異」。「嫦娥」の話など面白いものだけを集めたダイジェスト版ではなく、名作・駄作の入り混じった原本のままの収録がよかった。そんなこともあって、詰将棋でも「名作選」などは、あんまり好きではなく、総捲りがいいのだった。

索引作成Program は動くようにはなったけど

初期値の再設定のタイミングがおかしくなって、起動してから、1回しか索引を作る(印刷する)ことが出来ない。プリンタの設定を変えたり、レイアウトを変えたり、データの入れ替えをするとダウンする。あと、 0 で割っているよ、というエラーもでる、そう頻発しないので、特定できていない。

まあ、とりあえずはいいのだが、次に使う時に手順を間違えると使えないという虞が。

今回の改良点は、Unicode 化が主なのだけれど、サードパーティーのコンポーネントを使わないようにするというのもあった。Delphi が毎年のようにコンパイラごとの入れ替えとなるので、毎年コンポーネントをインストールするのは疲れた。

毎回作者の読みを読み込むのは面倒なので、予め1000名位の名前の読みを用意しておくことにした。、不足分や修正箇所だけを実行前に設定すればいいので、準備は楽にはなる。

また、作者と番号データはならべく分離させないというのもあった。名前が最下行で、番号データが最上行に配置されるのは、読みにくいから避けようということだ。また、最下行に「そ」などのラベルが来るのもカッコ悪いので次のコラムへ送って最上行になるようにした。このラベルも目立たないので、

■■■■ そ ■■■■

といった表示にして見やすくした。

ということで、今回の作業は終了。

で、しばらくぶりに AEON にある Book Off にいってみた。なんと 13600+税 の本が 110 円で売っていたので即買い。2008年出版で6版(家に帰ってしらべてみたら、8版が出ている)の本だ。

あと、2020年の碁ワールドも7冊、2021年3月文藝春秋(芥川賞)で合計 990円だった。ちなみに定価+税では 約23,000円。 

将棋世界も 110円で 20冊位出ていた。 詰将棋欄をコピーするより買って分解した方が安いかと考えたが止めた。 昔もそう思って買った将棋世界のバックナンバーが大量に眠っているのを思い出したからだった。

文藝春秋も、若いころは毎月買っていたが、今は芥川賞の号しか、それも Book Off で110円のものしか買わないのだった。

unicode 化だけではないところに問題が

サロン名作選が出るとのことなので(同じ出だしだ)、TMK ファイルの作者名の変更なんかしているうちに、旧字体で再現したりしたので、unicode でないと不具合が出るようになった。そしたら、for you の調子がおかしくなった。昔、Suiho と別ファイルの仕様だったのを改良した時のパッチあてがうまくいっていないのだった。また、索引を作るprogram もunicode 対応でないので、修正しはじめたら、15年も前のソースコードは、複雑怪奇で全面的書き換えか。まあ、仕方が無い。
将棋世界も一挙に旧字体から新字体になったのではなく、1953年ころから徐々に変わったようだ。
1955年3月号は、出題欄のタイトルも「將棋」から「将棋」になり、1956年3月号では「龍」から「竜」に変わったようだった。旧字体の変更で名前が変わるは些細なことだし、あまりに多いので、報告しても意味が無いようだ。



TMK ファイルの修正 5

サロン名作選が出るとのことなので(同じ出だしだ)、予習をしておこうと、将棋世界のTMK ファイルと「詰将棋の欠片」の記事にある名前を比べてみた。作者索引をつくる下準備だ。「欠片」は最近の数年分がアップされていない。「欠片」のデータから、作者名を抽出するのは簡単だろうと思って手を付けたのだが、使った Excel の作業で、凡ミスが多発で、何回もやり直し、結局は3日以上もかかってしまった。その結果、5370局の対照が出来た。相違箇所を下の方に示す。
種別の欄には、旧字体/新字体の件などが入っている。
修正の欄は ★は TMK を修正しなくてもいいかと思われるもの、☆は「欠片」で字体の不一致のもの。 

 字体の不一致は、これ以外にもあるが、対照作業では出てこない。
また、将棋世界本誌の作者名の間違いも、索引を作ってみると現れてくるのだろう。既に何か所か見つかっている。

あと、将世1993.TMK 10月の 作者名には、11月号の作者名が記入されている。

T-Base 作成時に元データを提供しているので、T-Baseにも何か所か同じ齟齬がある。
また、当時は入力表示出来なかった漢字もいまは使えるものになっている。

年月番号欠片TMK種別修正
1985年9月号中級2I・M・OI.M.Odot
1988年4月号7I・M・OI.M.Odot
2015年10月号4井上賢一井上憲一
1961年12月号1卯月正吉卯月正月
1962年1月号5卯月正吉卯月正月
1962年5月号5卯月正吉卯月正月
1962年7月号7卯月正吉卯月正月
1962年8月号5卯月正吉卯月正月
1992年6月号6加治竜二加治龍二
1998年6月号4加治龍二加治龍二☆竜
1978年1月号2加藤倫夫加藤倫生
2014年6月号5川西直哉河西直哉
1978年3月号6会田英希会田英稀
2005年2月号3関竜雄関龍雄
2015年10月号8関竜雄関龍雄
2016年3月号5関竜雄関龍雄
1983年11月号上級1岩切孝男岩切孝雄
1988年9月号7菊池盛満菊地盛満
1989年2月号3菊池盛満菊地盛満
1989年3月号1菊池盛満菊地盛満
1990年3月号5菊池盛満菊地盛満
1972年4月号5菊池裕一菊地裕一
1981年5月号4菊地正夫菊池正夫
2008年4月号1宮﨑和夫宮崎和夫
2003年7月号6宮田卓也宮田拓也
1969年9月号4近藤郷近藤孝
2011年3月号7金子義隆金子義孝
1965年10月号4金田秀信・森敏宏金田秀信・森敏宏dot
1983年3月号中級1畔上誠畦上誠
1988年12月号2畔上誠畦上誠
1980年12月号4穴沢伸一朗穴沢伸一郎
2014年6月号7廣瀬崇幹広瀬崇幹
2019年6月号5※未広瀬崇幹
1980年7月号3高橋和男高橋和夫
1993年12月号1髙坂研高坂研
2004年5月号8髙坂研高坂研
1995年8月号1髙﨑英雄高崎英雄高崎
2007年11月号4髙谷祥敬高谷祥敬
2009年10月号2髙谷祥敬高谷祥敬
2014年8月号7髙谷祥敬高谷祥敬
1999年11月号1髙木秀夫高木秀夫
2014年4月号1髙野潤高野潤
2014年4月号7髙野真人高野真人
2017年11月号8※未高野真人
1981年1月号7佐々木聰佐々木聡
1968年9月号4佐藤三段・真部初段佐藤義則・真部一男
1983年8月号上級3佐野禄朗佐野禄郎
1969年3月号5さいとうただし斎藤忠斎藤忠
1970年11月号5さいとうただしさいとうただし斎藤忠
1973年6月号8斎藤哲男斎藤哲雄
2015年10月号3三戸裕崇三戸浩崇
1983年9月号中級1山下聰山下聡
2013年4月号7山﨑詔三山崎詔三
2013年10月号1山崎詔三山崎詔三☆﨑
2014年9月号2山﨑詔三山崎詔三
2015年8月号1山﨑詔三山崎詔三
1992年12月号8山﨑泰史山崎泰史
2000年9月号2山﨑泰史山崎泰史
2001年5月号8山﨑泰史山崎泰史
2002年12月号5山﨑泰史山崎泰史
2009年5月号1山崎泰史山崎泰史☆﨑
1978年3月号1山中敏夫山中敏雄
1992年9月号1山田嘉則・山下雅博山田嘉則・山下雅博dot
1993年8月号2山本善章山本善幸
1973年1月号5市木知宏市木和宏
1976年8月号9市木和宏市木和宏☆和
1967年12月号6勝浦修(四段)勝浦修
1970年10月号1松本頴明松本穎明
1975年10月号4土田義明上田義明
2001年4月号6城傅人城傳人
1976年1月号7常盤弘明常盤広明
1991年5月号3植田尚宏植田尚弘
1980年9月号3新井論新井諭
1982年1月号2神谷二六三神谷二三六
1983年1月号上級1神谷二六三神谷二三六
1971年1月号2針ケ谷輝夫針ヶ谷輝夫
1971年4月号1針ケ谷輝夫針ヶ谷輝夫
1971年7月号4針ケ谷輝夫針ヶ谷輝夫
1971年9月号3針ケ谷輝夫針ヶ谷輝夫
1979年7月号6水上仁水上弘
1976年10月号5西ケ谷克彦西ヶ谷克彦
1969年8月号2西山修西川修
1975年3月号5西村竜志西村竜志
1974年4月号1西村竜志西村龍志
1974年8月号1西村竜志西村龍志
1974年11月号8西村竜志西村龍志
2003年7月号1藏本竜一朗蔵本竜一朗
1964年5月号3山村竜太村山龍太
2008年6月号2大隈信幸大隅信幸
1982年5月号1辰巳啓三辰己啓三
1974年8月号6中川穎太郎中川頴太郎
1986年3月号5田村優典田中優典
1981年7月号6田渕正文田淵正文
2015年11月号7都成竜馬都成龍馬
1980年12月号8藤井憲郎藤井憲雄
2002年11月号8藤沢英紀藤沢英気
1975年12月号6藤方吉弘藤方吉広
2009年9月号1梅﨑淳次梅崎淳次
2010年5月号2梅﨑淳次梅崎淳次
1964年4月号6山本勝士柏川悦夫
1995年1月号3柏川悦夫柏川香悦
1976年1月号2八島啓孝八嶋啓孝
1981年9月号5飯田穰飯田穣
1982年3月号3飯田穰飯田穣
1982年8月号上級2飯田穰飯田穣
2004年4月号7尾﨑茂雄尾崎茂雄
1971年6月号7浜田二三夫浜田二三男
1971年12月号2浜名秀夫浜名秀男
1973年7月号3浜名秀夫浜名秀男
2016年6月号5武島宏明武島広秋
1993年10月号6市島啓樹野口恒春
1977年4月号6林栄治「亀」林栄治
1979年11月号6静木伸幸鈴木伸幸
1983年8月号中級3鈴木聰志鈴木聡志
2015年1月号2井上賢一谷口均
2015年1月号3谷口均井上賢一
2011年10月号7清水透森敏宏
2011年10月号6森敏宏清水透
1986年7月号7佐藤勝三野村量
1986年7月号6野村量佐藤勝三

hoarding

今回の廃品回収は 27kg となった。

全然ペースが上がらない、毎日 1 kg 処分 は夢だなー

將棊 コレクトネス

サロン名作選が出るとのことなので(昨日と同じ出だしだ)、詰将棋の欠片の詰将棋サロンの記事から、一覧を作ろうと、一日頑張ってみた。若い頃だったら、数時間で終わるような仕事が、一日がかりになるとは、、。 その成果で、つぎのようなことも、

よく知った名前に関して、「※」表示が無いのが見つかった。

1981年1月号7  佐々木聰  は 本人に確認したので「聡」である。  

で、佐々木聡 としたうえで  ※「聰」と表記    を追加し、

2011年11月号11  佐々木聡  と合わせるのがベターか。

と、書いてみたが、本当は、字体の違いは、どうでもいいことのように思える。

「将棋」を  「將棋」 とか 「將棊」 とかに直し始めるときりがないし、「看寿」を「看壽」にするのも同様だ。

一番星では「総目録」の書名などを、旧字体に直したりしてるが、「塚田」や「巻」 も 旧字体になるのだろうか?

検索してもヒットしないデータでは、価値が半減だ。