解答募集基準 続

「攻方任意、受方最善」といった解答募集基準は、余詰が頻出していた時期のものだ。だから、余詰が出題されたときの判断を含むものになっているのだろう。

柿木などの検討手段によって、余詰の出題が無視できるほどになった時の解答募集基準は、「攻方最善、受方最善」、すなわち「攻方最短、受方最長」というものになるのだろうか?スッキリしていいようなのだが、多分、反対者が続出してしまうのだろう。

というのは、、

作意手数より長い手数の余詰順は「攻方最短」によって排除されることになる。

この余詰順を消すために膨大なリソースを費やした人にとっては、この変更は看過できないものであろう。

さて、

将棋世界(2021年6月号)に、藤井聡太二冠の詰将棋 があり、その解答は

初手、最終手のみで可

となっている。

他の詰将棋では、このような制限はつけてはいない。

推測するしかないが、解答を送ってくる人数が多いと思われるので、できるだけ解答審査を簡便にしたい、という出題誌の判断なのだろう。

別に問題があるわけではない。

このように、出題者は自由に、解答募集基準を決め、それにあった出題をすることができる。

初手、最終手のみで可、という解答募集基準が、将来一般的となり、初手、最終手のみで正解順を特定出来ないものを、不完全作などという状態になったらエライことだ。

もしかして、現在は既にエライことになっているのかもしれなかった。
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