詰碁に特化したデータ形式

日本棋院で、無料でDL できる Kiin Editor を使って、「碁ワールド」2015年1月号 トライアル50の中の死活第1問 を入力し、 SGF フォーマットでセーブしてみた。

20220629.jpg
ファイルの中身は
(;GM[1]SZ[19]CA[Shift_JIS]
PB[]BR[]
PW[]WR[]
DT[2022-06-28]
RE[]
KM[6.5]TM[]RU[Japanese]
PC[]
EV[]
GN[]
CP[]
AP[Kiin Editor 1.11]
AB[bo][co][bp][dp][ep][aq][eq][gq][cr][fr]
AW[cp][cq][dq][br][er][as][cs][es]
)

石の配置は AB から始まるところが黑、AW から始まるところが白となっている。

左上隅が [aa] 右下隅が[ss] となっていて、シンプルである。

人間が直接テキストデータを作るのは時間と手間が掛かりすぎるので Kiin Editor といったツールが必要となるのだった。

20220629-2.jpg
このように20題とかを入力するとファイルが沢山できるのは当然でファイルの管理が面倒なのだった。まず名前をつけてセーブするのが嫌になってくる。自動的にファイル名を付けてくれるモードもあるのだが、それでは後で収拾がつかない。

ということで考えたのが、

# [3B]g98636239 / [1A]93-88332

というデータ形式。主に テンキーを使って入力する。 

ロールプレイングゲームでテンキーを使って移動する方法を少し拡張した
一筆書きフォーマットなのだった。
 * が参照点とすると、こんな具合だ。

   --7 --h -h --8 -a --a --9
   --g  -7  h  -8  a  -9 --b
    -g   g  7    8  9   b  -b
   --4  -4  4   *  6  -6 --6
    -f    f   1    2  3   c  -c
   --f  -1   e  -2  d  -3 --c
   --1 --e -e --2 -d --d --3

abcdefgh が ケイマの位置 - が1間トビのイメージだ。

このデータ形式で、 Suiho の詰碁版を作るのが夢だが、はて。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント